「おしごとQR」では、スマートフォンおよびパソコンを利用し、QRコードで出退勤打刻や休暇申請を行います。打刻のためのQRコードは、従業員ごとの「おしごとQRカード(無料)」を使用します。QR打刻では、リモートワークや在宅勤務に対応し、1台の共有デバイスで複数の従業員が出退勤打刻することも可能です。
クラウド勤怠管理システム「おしごとQR 標準版」は、QRコードを使って出退勤打刻を行う、シンプルで使い易い勤怠管理システムです。QR打刻による出退勤管理に加え、有給休暇などの休暇申請、残業や出張などの届出申請、働き方関連法に対応した残業時間アラートや休暇取得の管理、在宅勤務やリモートワーク対応など、働き方改革時代に必要となる機能に対応しています。
-
おしごとQR権限設定
ユーザーごとの権限設定および特別な権限設定
-
部門ごとの勤怠管理
部門ごとの勤怠管理機能“グループ勤怠”
-
勤怠データ出力
給与計算に必要な勤怠データをCSV形式で出力
-
打刻状況一覧
全利用者の打刻状況を一覧表示
-
組織図
部門ごとの従業員を組織図形式で表示
- 導入から運用まで、手間のかからない勤怠システム
おしごとQRでは打刻デバイスとして、インターネットに接続したスマートフォン(Android/iPhone)またはパソコン(Windows/Mac)に対応しています。打刻デバイスには、QRコード読み取りのため、内蔵カメラか外付けカメラが必要です。
QRコードリーダー(USB接続)にも対応しています。
打刻デバイスは、一人1台だけでなく、部署などでデバイスを共有することも可能です。
共有デバイスの場合は、「連続打刻」機能を利用します。「連続打刻」機能では、出勤または退勤を連続して打刻することができます。タイムカードからおしごとQRに移行される場合には、この機能をご利用いただいています。
「おしごとQR」では、すべての従業員(パートや業務委託などを含む)に、個別のQRコードを印字した「おしごとQRカード」を提供します。
他社の勤怠システムでは、社員IDカードの作成費用が別途必要となりますが、「おしごとQR」ではご契約人数分の「おしごとQRカード」がサービス費用に含まれるので、追加費用が不要です。
デバイスで「おしごとQRカード」を読み取ると 「おしごとQRトップ」画面が表示されます。
この画面では、出退勤時刻の打刻、有給休暇の休暇申請、残業や出張などの届出申請、月ごとの打刻時刻、打刻エラー、休暇を一覧するカレンダーといった操作が可能です。
一般ユーザーは勤怠管理に必要な操作を、 この画面だけで完結できるので、難しい操作を覚える必要がありません。
休暇申請は、休暇申請ボタンをクリックし、「休暇申請詳細」から申請します。
休暇種別には、有給休暇(半休)、時間年休(1時間有休)、代休、振替休暇、 特別休暇があります。休暇申請が上長に承認されると、勤怠詳細のステータスが自動で変更されます。
「届出申請」より、残業(早出残業を含む)や休日出勤、出張を上長へ申請できます。
遅刻対象外は、電車遅延などにより定時後に出勤打刻した場合、遅刻を無効化する申請です。 早退対象外は、台風などで一斉退社となった場合に、早退を無効化する申請です。 なお、残業申請がない場合(未届出残業)は、月次処理の時間外労働には含まれません。
「カレンダー」では、月ごとの打刻時刻、打刻エラー、休暇をカレンダー形式で表示します。通常打刻は灰色、休暇はオレンジ色、打刻エラーは青色で表示されます。この画面で打刻追加や打刻時間の修正も可能です。
「おしごとQR」で打刻した出退勤時刻は、「勤怠詳細」で確認できます。
勤怠詳細では、画面上部に当月の勤怠サマリとして実働時間や残業時間の合計時間が表示されます。詳細部分には、出退勤時刻や遅刻/早退/休暇などの勤怠状況、および残業時間(時間外)などが表示されます。出退勤場所には、打刻された場所のリンクが表示。届出のない遅刻・早退・残業や打刻漏れ、未承認などが警告メッセージとして表示されます。なお、打刻された出退勤時刻を変更する場合は、勤怠修正が必要です。
「勤務パターン」は、出勤退時刻や出勤日を自由に設定できる機能です。事前に勤務形態ごとの勤務パターンを登録し、従業員の勤務形態に合わせて、出勤日ごとの勤務パターンを設定します。(勤務パターンはマネージャー権限者が設定できます)この機能により、土曜日を勤務日とするような勤務パターンや、毎週どこかで1日だけ在宅勤務を行うといった設定も可能です。
「勤務カレンダー」は、祝日や曜日ごとの休日を登録します。さらに、全社休業日や拠点・部署ごとの休業日を登録することができます。
「通知メッセージ」は、おしごとQRトップ画面に表示される通知メッセージです。
休暇申請・届出申請・勤怠修正申請などの未承認件数が表示されます。通知メッセージは、申請者本人と勤怠管理者に表示されます。通知メッセージのテキスト部分をクリックすると、それぞれの申請一覧画面に遷移し、承認ができます。
働き方改革関連法の改正により、すべての企業に時間外労働(残業時間)の上限規制が適用されるようになりました。
- 時間外労働は年720時間以内
- 時間外労働と休日労働の合計が月100時間未満
- 時間外労働と休日労働の合計が複数月平均で月当たり80時間以内
- 時間外労働が月45時間を超えることができるのは、年6か月まで
「おしごとQR」では、従業員の残業時間がこの上限規制を超えていないかを見える化するために、「時間外労働時間一覧」機能を提供しています。この機能では長時間残業者をメッセージや色で警告します。
おしごとQRでは、「有給休暇実績一覧」機能で、最新の有給休暇取得状況を確認できます。検索機能によりグループごとの絞り込みが可能で、PDF出力にも対応しています。
おしごとQRでは、有給休暇の付与日数を自動計算します。前年度有休残日数に、出勤率をもとにした今年度付与日数を自動計算し、有給休暇を付与します。(手動修正も可能)
シフト勤務は、パート従業員のような週に数回、決まった時間に勤務する場合に使用します。従業員ごとに勤務日・勤務時間を設定すると「シフト表」で確認でき、シフト表をPDFで出力することも可能です。また、各従業員のシフト勤務時間に合わせて、遅刻・早退などを自動でチェックします。
「おしごとQR」には、従業員に連絡事項を一斉通知する「お知らせ」機能があります。この機能では全社もしくは特定グループ指定や掲載期間を限定できるので、全社通達や部門連絡などに活用できます。
「おしごとQR」は、インターネットに接続されたスマートフォン・タブレット・パソコンから勤怠管理が可能です。このため、自社のオフィスや拠点以外の場所でも、出退勤時刻を記録できます。休暇申請や勤怠管理機能も外出先から可能なので、場所に縛られない勤怠管理が可能となります。
さらに、「おしごとQR」で出退勤時刻を打刻すると自動的に位置情報を記録(※)します。
「勤怠詳細」の出勤場所・退勤場所のブルーのアイコンをクリックすると、打刻された場所の地図が表示されます。この機能により管理者は、テレワークや外出時の勤務場所を簡単に確認することができます。
※ おしごとQRの位置情報はデバイスの位置情報を使用します。このため、 デバイスの状況によっては位置情報にずれが生じる場合があります。
「おしごとQR」では、ユーザーごとに権限設定が可能です。
-
◇従業員::一般ユーザー向け権限(他者の参照・承認不可)
-
◇マネージャー::部下の勤怠参照・承認が可能
-
◇グループ長::所属部署全体の参照・承認が可能な権限
さらに、業務上特別な権限が必要な従業員には以下の権限付与が可能です。
-
◇労務管理担当::全ての従業員の勤怠情報および休暇情報の閲覧
勤務パターンの登録・修正・削除、グループ勤怠の承認 -
◇経理担当::勤怠データのCSV出力
-
◇人事管理担当::全従業員の社員情報の登録・修正
QRコード再発行の承認 -
◇システム管理担当::全ての従業員情報の閲覧 グループ(部門)や勤務パターンの登録・修正・削除
「おしごとQR」では、グループ(部門・組織)ごとに、月次単位で勤怠データを確定させます。はじめに、従業員が月次勤怠を申請し上長が承認。次にグループ長がグループ単位の月次勤怠を申請し、労務担当が承認するとグループ勤怠が確定します。 勤怠データが確定すると、グループごとに一括で勤怠表をPDF出力できます。確定した勤怠データを給与計算に必要なデータをCSV形式で出力することが可能です。
「おしごとQR」では、勤怠データをCSV形式で出力できるので、給与計算システムなどと データ連携することが可能です。
- サマリCSV: 従業員ごとの勤怠情報を1行にまとめた形式です。
- 明細CSV: 従業員の勤怠情報を出勤簿のように出勤日ごとに出力する形式です。
CSVデータ項目は、ドラッグアンドドロップで簡単に設定できます。
「打刻状況一覧」では、おしごとQRの全利用者の打刻状況を一覧表示します。
勤怠ステータス、始業終業時刻、出退勤打刻(打刻なしも含む)が表示されます。
組織図は、「おしごとQR」に登録された組織と従業員の情報を組織図形式で表示する機能です。組織図形式で、上長と勤務パターン・勤務カレンダーの標準値を表示します。
おしごとQRはクラウドサービスなので、IT機器の購入やソフトウェア導入が不要で、 打刻用デバイスのスマートフォンやパソコンをご用意いただくだけです。 そして、おしごとQRの初期設定はすべて当社で対応するので、手間がかからず スムーズにご利用開始いただけます。また、導入後の管理運用についても、使い易い操作性とシンプルな機能で、勤怠管理の省力化、効率化が実現できます。