備品利用 オプション
昨今のデジタル化の波により、パソコン、プロジェクター、マイクスピーカーなどのデジタル機器を社内備品として共有することが増加しているのではないでしょうか。デジタル機器は、高価なものが多く、会社の資産として管理することが必要です。しかし現実的には、社内備品の管理は、総務部などが業務の片手間で管理していることが少なくありません。一般的に備品管理はエクセルや紙の台帳で管理していることが多く、紛失や行方不明となってしまうことも少なくないようです。
「おしごとQR 備品利用オプション(以下、備品利用)」は、勤怠管理システムである「おしごとQR」と統合された備品管理システムです。社内備品は固有のQRコードにより、個別に予約・貸出状況を管理しま
す。利用者はおしごとQRで勤怠管理を行っている従業員が対象となり、社内備品の予約や返却をおしごとQRシステムから実施できます。
備品管理者は、備品ごとに予約状況と貸出者・貸出期間をリアルタイムで確認できます。
さらに、棚卸機能では、貸出中の備品も含め、手間をかけずに棚卸が可能です。
備品利用 画面イメージ
■おしごとQR 備品利用オプション 主な機能
【利用者】
- 社内備品の期間・種別・台数を指定した予約申請が可能です。予約する備品が貸出中の場合は、仮予約申請ができます。
- 備品返却では、返却する備品のQRコードを読み取り、管理者へ返却します。
- おしごとQRトップ画面と備品管理トップ画面に、通知メッセージが表示されます。メッセージをクリックすると予約貸出履歴に遷移します。
【管理者】
- 備品一覧で、社内備品を管理します。新規登録や削除に加え、備品ごとの詳細情報や貸出履歴を確認できます。備品ごとに画像を登録することもでき、QRコードも確認できます。
- 貸出可能一覧は、現在貸出が可能な備品を備品区分・種別ごとに、貸出可能台数を表示します。
- 貸出レポートは、現在貸出中の備品を貸出者ごとに表示し、レポート出力も可能です。
- 備品QR読取機能は、備品のQRコードからどの備品であるかを確認する機能です。同一機種が複数ある場合、備品の特定に便利な機能です。
■おしごとQR 備品利用オプション 機能詳細
1)予約申請(利用者)
一般利用者は、備品利用トップ画面から「予約申請」を選択し、新規予約を申請します。予約申請では、備品区分と種別、期間を指定し、空き状況を確認します。使用状況に空きがあれば予約が申請できます。(空きがない場合は、仮予約申請)
2)備品貸出(管理者)
管理者は予約申請された社内備品のQRコードを読み取り、資産番号を特定します。貸出する備品が確定したら、貸出ボタンのクリックで貸出処理が完了です。
3)備品返却(管理者)
管理者は返却された社内備品のQRコードを読み取り、資産番号を特定します。返却する備品が確定したら、返却ボタンのクリックで貸出処理が完了します。
4)予約履歴(利用者)
予約貸出履歴」では、社内備品の予約貸出の履歴を一覧できます。この画面から、予約期間の変更や貸出・返却も可能です
5)備品一覧(管理者)
管理者は「備品一覧」で、備品の新規登録、変更、削除ができます。備品ごとのQRコードの参照も可能です。「備品詳細」では、備品名称・備品区分・購入年月日などの情報を登録できます。備品ごとの貸出状況については、「貸出履歴」から確認できます。
6)貸出レポート(管理者)
管理者は「貸出レポート」で、予約申請および貸出/返却状況を確認できます。
貸出レポートは、データ出力が可能です。
7)棚卸(管理者)
管理者は「棚卸一覧」から、社内備品の棚卸を実施できます。棚卸を実施すると、備品利用者のおしごとQRトップ画面にメッセージが通知されます。利用者は、利用中の備品QRコードを読み取ることで棚卸が完了します。
管理者は、「棚卸詳細」で棚卸の実施状況、実施場所を確認できます。
棚卸詳細の情報は、CSV形式でデータ出力可能です。